5年ほど前に初めて参加したチャリレース。
このレースがなかったら、自分は自転車の世界に入っていなかったかも知れない。
毎年、自分を成長させ、またそれを確認できるレースでもある。
始めて参加したときはチーム参戦。
6、7周ぐらいで(2、3周交代なので途中休憩もあるのに)
フラフラになっていた。
それが、2年目、3年目と参加するうちに、
だんだんと競技思考が目覚め、ついにソロ出場。
今回は前日夜に出発。
23時ごろ、菊池近くの温泉へ。
仮眠できる場所がなかったので、車中泊。
興奮してるのか、1時間程度しか眠れず。
当日4時から朝風呂に入り、会場へ。
途中自走してる人が・・・。
去年の自分を思い出す
重そうなリュックを背負っていたので、
とりあえず車を停めて挨拶。
やはりオートポリスに参戦する人だったので、
リュックを積んであげましょうか?
と聞くと、もちろん答えはYES
その後、会場入りして自転車を組み立て、ピットへ。
準備を終える頃に、自走君到着。
荷物を渡し、健闘を誓う
・レース序盤
7列目ぐらいからスタート。集団後方で走る。
(もうちょっと前に行っておくかな)
と思ってたら、集団が中切れを起こしてる
もう追っても無駄そうなので、第2集団で走る。
その後、だんだんと集団がばらける。
自分がいた集団は7人程度。
自分ともう一人の水玉ジャージさんが先頭を引くくらいで、
他の人はローテーションに加わってくれない。
先頭譲ろうと脇によけたら、同じく後ろについてくる
・・・まぁ仕方ない。
・レース中盤
坂を上ってると先頭集団が追いついて来た。
水玉ジャージさんは先頭集団を追いかけて先へ。
自分はついていけず、いつのまにか単走状態。
(空回った・・・
)
坂を上りきり、ホームストレートに出ると、TREK乗りの先輩がいた。
すこし喋りながら走ってると、ギアチェンジの時にチェーン脱落。
その勢いで左足も攣る。
先輩がちょっとの間引いてくれた
しかし、坂で力が出ず、ちぎれてしまう。
・後半
だんだん疲労も溜まり、平地でこげなくなってきた。
(キツイ・・・)
キツくなると人はうつむく。
うつむくと、ステムに書いた相棒の言葉が目に入る。
応援のメール、前回のレース、前々回のレース・・・
色々なことを思い出して、何故か
少し力がみなぎってくる。
ラスト3周。
無茶苦茶なダンシングで坂を上り、平地も踏み込み、ゴール。
* * * RESULT * * *
33周。ロードソロ部門 52位。
まだまだあの領域は遠いが、
また成長してこのレースに参加したいと思った。